グラスホッパー 伊坂幸太郎

一応ネタバレあるかもよ?


とりあえず思ったのは、俺はやっぱり現代文には向いてないのかな、というか、どこまで行っても俺は物事をイメージで考える、いわゆる右脳型人間(だっけか?)なんだなということ。
文章読んで文章読んだ気になれんよ。


んで、まあ話の感想になるのかどうかはわからんけど、鈴木が団らんの中で電話に脅えながら過ごすところはマジで怖いな。めちゃめちゃ怖い。
自分が他人の人生をグチャグチャにできるというのは本当に怖いことだと思う。そんなシンパシー。

んで、さすがにスズメバチの伏線には気付かなかったね。この人伏線張るのが大好きなんだなと思った。抑圧とか劇団とか。住所は読めたけどそこは逆に他にそれっぽい流れがないので「もしかしてこのまま普通に行くのか?」と思った。


大きな流れとしては、どうだろ。小説というのは、もしかして「こういうヤツがいました」っていうただの叙述だったりするのか?
なんか感銘を受けたりするような気持ちは今まで感じたことないなそう言えば。「こいつと一緒に働きてえ!」ってのはあるけど。


うーん、ホントに俺は文章を楽しめてるのか不安になってきたが、まあ楽しいからいいや。


ところで、ミステリーやら推理小説というジャンル区分がいまだに良くわからんのだがね。


じゃ、おやすす……。